Tiny Core LinuxのブートUSBを作成する

isoファイルからブートUSBを作る方法もありますが、
それだと単純にインストーラーをUSB化できるだけですし、ライブCDをUSBに置き換えただけになってしまいます。
ここでは、USBメモリに通常にインストールをします。

仮にVMwarePlayerにて起動する

パソコンを1台用意できればそれに越したことはないのですが、もっと手軽にやるには仮想環境を使います。
VmwareでなくてもバーチャPCでもなんでも良いとおもいます。

  • メモリ 1GB
  • HDD(IDE) 2GB

この位を割り当てました。もっと小さくても行けるとおもいます。
HDDはデフォルトはSCSIになっているのですが、IDEにしないとインストール出来ませんでした。USBメモリを作るだけならHDD自体が不要ですけど。

  • 他の Linux 3.x カーネル

を選択しました。たぶん他でもいけちゃうと思います。TinyCoreは32bitですので、64bitは選択していません。

一応確認してみますと

$ uname -r
3.0.21-tynycore

こんな感じになってます。

 

とりあえず、一番上のこれで起動

 

あっさり起動してくるので、
USBメモリを挿して、一番右のアイコンの四角いアイコンを右クリックして接続します。
(ポイントするとUSBメモリの名前がポップアップします)
接続するとホストとの接続は切断されます。

右から2番めのTC_Installをクリックします。

こんな窓が開きます。
USB-HDD と USB-ZIP がどのような違いがあるのかよくわかりません。
ためしにUSB-ZIPにしてみますとWindowsでも開けるようになるみたいです。かといえ、文末のようなファイルが少し見えるだけなんですよね・・・。
通常はUSB-HDDだと思いますが、ここではUSB-ZIPにしてみます。

sda がUSBメモリです。(On a removable device. と書いてあります)
sr0 は起動しているCD仮想ドライブです。

USBメモリを選択して、?ボタンを押します。

 

起動オプション一覧が出ますが、そのまま?をおします。

 

次は
無線LANとその他のチェックをすべてつけました。

 

この画面が出るので「実行」ボタンを押します。

 

そうすると、USBメモリにインストールされます。

一番下に”completed”って出てますね。これで完了です。
窓は自動では閉じません。

USB-ZIPでは
WindowsでUSBメモリを開いてみるとこんなふうになっています。

 

これで、TinyCoreLinuxの起動USBメモリが完成しました!
簡単ですね!

Tiny core LinuxでUSBブートLinuxを試す!

eeepcという古いネットブックを所有しています。
いまだにちゃんと動くのですが、いかんせんWindowsでは重すぎて実用になりません。
そこでLinuxを入れるのですが、普通のLinuxでは面白くないので、USBで起動するLINUXを試してみようと思いたちました。
1CDでブートしてある程度使えるディストーションはいくつかありますが、
その殆どは結局はインストールしないと殆どの機能が使えなかったりします。

ブートできるCDをUSBに書き込むにはrufusというツールを使えば簡単に作成できます。

有名なpuppylinux

USBブートでも割と使えるLinuxとしてはPuppyLinuxが有名です。
が・・・、そこそこブートに時間はかかりますし、
個人的にはちょっとソフトが満載すぎるような気がします。
ワード(ライク)やエクセル(ライク)の・ようなものを入れたい気持ちはわかるのですが、
そこはLinuxの本領ではないような気がします。こういうことをしているうちは、Windowsの代替OSとしてしか見られないような気がします。
もしかしたら不要なものを消しまくって、コンパクト化ができるのかもしれません。

Tiny Core Linux?!

軽いLinuxを探していて行き着いたのがTinyCoreです!
試してみたのですが、本当にすぐに起動します。Puppyよりも早いです!
もちろん、ほとんどソフトははいっていません。だが、これでいい!、って感じですね^^;

Tiny Core Linux 日本語化プロジェクト

とりあえず試すには、CorePlus-4.5.2-ja.iso、というのが一番盛り沢山です。
軽いOSを探していたくせに矛盾していますが、これでもかなり起動は早いです。
私はVmwareで起動して、USBメモリにインストールをして、このUSBでeeepcを立ち上げました。
eeepcは起動時にESCで起動ドライブを選べますので、そこでUSBメモリを選ぶだけです。
次回はもう少し細かくメモをしておこうとおもいます。