アクアプラスのPIECEの今

アクアプラスのPIECEと言うのは2001年にアクアプラスから発売された今で言うauduboyににた端末です。
arduboyのほうがかなり洗練されていますが、当時は結構話題になりました。
価格は9800円で開発ツール付き。今だとこれでも高いですが、当時は激安と言われていました。
今だとarduboyのほうが情報もたくさんあるし、画面も筐体も美しいのでわざわざ中古でこれを買う必要はないでしょう。
もう少し言うと、arduboyも少しマニア向けで、アンドロイドかiphoneのアプリを作ったほうがいいです。広告を貼ればお金を稼ぐことも出来ますしね。

PIECEの今

当時は割と盛り上がっていていろんなHPで自作ソフトを公開していました。
今調べてみると結構NotFoundになってしまっています。
HPはあっても、ソフトのダウンロードはリンク切れだったり・・・。

でもいまだに更新を続けているすごい方がいます。

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2017年8月30日
P/ECE研究記録更新しました。「gcc33.exeがswitch?caseを無駄に大きなジャンプテーブルに展開する」

Windows10での開発環境の構築方法も書かれていて、私もセットアップしました。

ところが、このPIECEはとっても開発が難しいのです。今時のビジュアルな開発環境はないし、公式のチュートリアルもたった1回で終わる始末・・・。
シンプルライブラリというBasicのように扱えるライブラリもあると言えばあるのですが、
それでは大したことも出来ず・・・。

というか2017年10月現在公式も落ちているみたいですね。
この状況だと、アップデータもすでにダウンロードできなくなってるってことですね。

と思ったら一応生きているようです↓

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アップデータなど

今残ってるのが奇跡みたいなものですけどね。
今のうちに落とせるものは落としておいたほうが良さそうですね。

古いスキャナ(canon FB-320U)をWindows10で使う方法

プリンターは複合機ではないのですが、別にスキャナを持っています。
かなり古い機種でcanonのFB-320Uといいます。解像度は300dpiしかありません。
たしか2000年前後に買ったもので、とうじスキャナが大流行していました。
CCDをつかったエプソンのものが人気でしたが機体が分厚のがウィークポイントで、
cmosであるcanonは薄型で人気がありました。
でも件のcanonでもすでに600dpi製品が主力となっており、このFB-320Uは殆ど市場に出ていないと思います。
何故買ったかといえば激安だったのです。外側の筐体部分だけは最新版と同じように見えました。
ただし、最新版はUSBケーブルだけで宮殿もしてくれるのに対し、これはアダプター必須。
アダプターは付属しているし、ちょっと使って飽きるかもしれないし・・・ということで買ったのです。まさかこんなに長く持つとは!

古いデバイスの運命

Windows10時代ですね・・・
プリンターの場合、古いものでも汎用ドライバがあたり使えてしまったりします。
7の頃からすでにそのような感じですが、あまり評判の良くなかった8ではさらに改善されており、ありとあらゆるドライバを勝手に探してくれる機能が追加されています。

(そのせいでなんとなく動いてしまうので、正常に動作しないと、という別の不具合を呼ぶことがあるのですが・・・)

少し前にやはりCanonの560iという名機(笑)が普通に使えてホッとしたところです。

ところが・・・このFB320Uは思いっきり

「サポートされない機器です」

と表示されていて使えません・・・!まじかああ!!!

実はちょっとコピーしたいものがあり、久々に使いたかったのです。
いまだとスマホで写真を取って・・・という方法がメジャーですが、それだと寸法が怪しいのでスキャナが良かったのですよ。

そりゃそうだよね・・・という諦めがありましたが、
なんとかなるんじゃないかという気持ちで調べてみました。

LinuxのOSSドライバ

私はVineLinuxが好きで、HDDがあいていればインストールしてたまに使っています。
余っているHDDがあるし、もしやLinux上でなら古いデバイスでも使えたりするのでしょうか?

少し調べてみると、Linuxで古いスキャナが使えるという報告が幾つかありました。

実はcanon提供のドライバではなくOSSという代替ドライバがあり、
使えたりするのだそうです。
紹介されているスキャナよりはFB-320Uのほうが新しいので、行けるかもと思ったのですが、
どうやっても動作せず・・・

最終的に対応表が出てきて・・・「対象外」・・・!!!なんで!!!???

VMware最強かも

そこでふと思いついたのが、XPをインストールして使う、です。
しかしマルチブートですぐに起動できたVineLinuxと違ってちょっとスキャンするだけにしては面倒すぎます。
そこで・・・「もしかしてVMwareでいけるんじゃ…」と思いつきました。

早速VMwareにXPをインストールしてスキャナを差し込むと・・・!
見事認識!!!えーーどんな仕組み!!??

あくまでも母艦はWin10なのですが、ちゃんと非対応のスキャナが動作してしまいました。

もしかするとPCIのデバイスとかもいけちゃうのでしょうか・・・?

結果スキャナはちゃんと動作し、試しに取ったiphone6sでのスナップと両方印刷しましたが、古いスキャナのほうがくっきりはっきりコピーできたことをつけ加えておきます。

やはり専用機にはかなわないのですね。

 

人生はじめてのパソコンは何だったのか・・・?

人生はじめて触ったパソコンが何だったのか定かではないのです。
がうろ覚えで・・・なんとなく記憶はあるのですが・・・。

はじめてのパソコン体験

多分、近所の電気屋さんではじめての未知との遭遇ですごく興味を持ったようなきがします。
結構通いつめて、パソコンの本?か何かを買って、ポチポチ打ち込んでいたような気がします。
考えたら、これ小学校2年生だったはずです。
我ながらすげーなオレ 笑

小学校の文集で、親に”買ってもらえる”話ばかりを書いてダメ出しを教師に食らっていた記憶が蘇りました 汗
その買ってもらえる話にパソコンが入っていたはずなので間違いないですね^^;
教師にダメ出しを食らって、悔し涙を流しながら書き直しましたね・・・。
そう、教師(と言うか大人)の気に入る文章を書かないといけないわけです。
こんな教育は糞だ、と今ならいえますね 笑

多分日立のパソコン

誰もがかっこよかったと認めるMZ-2000があったのは覚えていますが、
あれはクリーンコンピューターでいつもBasicが入っていなかったので、
ほとんど触らせてもらった記憶がありません。

「日立」って言う記憶があるんですよね・・・
だとすると”ベーシックマスター”だったのでしょうか・・・。

写真を見ても全然ピンとこないのが悲しいです。
違うのかなあ。

家にやってきたのはX1

小学生2年のときのクリスマスより少し前にX1はやってきました。
当時スイミングスクールの帰りに父親が迎えに来てくれ
車の中で「パソコンはいつ来るんだい」と聞かれたのを覚えています。
今思えば、その日に納品だと知っていて喜ぶ顔が見たくてそんなことを言ったのかもしれませんね。
「クリスマスの日?♪」と意気揚々と答えた記憶もはっきりしています。セピア色ですね。。。
この時点で本音は「PC-8001が欲しい」と思っていましたから
「ええ?違うの?」と心のなかで思ったことを覚えています。
X1のほうが高かったわけですけどね・・・。

なぜダメなのか

あの頃の大人は新しくて高ければよりいいものだという思い込みをしていました。
今なら言える・・・!そりゃ違うぜ!

すごく興味を持っているのですから、数冊本が買ってあるわけです。
そのプログラムがそのままじゃ動かない
わけです。
ここで戸惑います。
その後”移植”という技術を勉強することになるのですから、まあ、悪いことだけではなかったですが、
とにかくそのままじゃダメ、ってのが煩わしかったです。
移植方法が確立するまでは、PC8001のプログラムをそのまま入力して
inpなどそのまま書いちゃって暴走させたりしました。
長時間かけて入力したプログラムが一瞬で消えて、大泣きしましたね^^;

それに、最新機種だったので、
X1用のプログラムの乗ってる雑誌・本が全然ない
ということも不幸でした。

あったとしても、最新機種の個性を出そうとした凝ったモノだったりして、
とにかくプログラムが長かったのです。

この時変な色気を出さず、ほしい機種をちゃんと聞いてくれれば・・・と未だに思います。
小学2年生だからどうせわからないだろう、と思ったんでしょうかね。

でもねはっきり言ってそこいらの大人よりわかってましたよ(●`ε´●)

X1は高機能すぎて手に負えない感がすごかったんですよ・・。
その割にキーの同時押しはできないという・・・。

いまだに残念に思うエピソードです。
あの時PC8001を手にしていたら、本当に、人生が変わっていたんじゃないかと思えるほどです。

ま、変わらないとは思いますが 笑

というわけで、初めてのパソコン、というお話でした。

でた!PC-8001mk2SR かなり欲しかった!

当時ベーマガの広告で衝撃を受けました。
当時既に8801のほうが主流になっていた様な気がしましたが、
私はあのセパレートタイプが好きではありませんでした。

 

X1もセパレート・・・
しかしながらあとでX1cという一体型が出てましたね。
X1と性能は同じだったし、メンテンナンスを考えると初期型のほうが良かったのですが、
私はX1cのほうがかっこいいと思っていました。

PC-8001mk2登場!!

多分8801と言うのが出てるんだから、
もう8001は古くなってしまったんだ、もう新製品は出ないんだよ・・・
と勝手に思っていたので、衝撃でした。

しかもPC8001を踏襲した一体型!
かっこいい!
と思っていましたが、今見るとどちらかと言えば8001mk2の踏襲ですね。

当時まだまだPC8001がいつかほしいと思っていましたが、
どんどん古くなるし、音楽はならないし、今更あれがあの値段でどうなんだ、とも思っていました。
しかしそれも解決です。
なぜなら、新製品が出たんです!
きっと性能も上がりつつ、PC-8001と同じこともできるんだ、とおもい胸が高鳴りました。
値段は108,000だったような気がしますが、103,000だったとも。
どっちだったのかなあ・・・?

ベーマガの広告を舐めるように眺めていましたが、
このあと、さらにベーマガの広告を舐め舐めすることになります・・・(汚い・・・)

パックランドリリース


子供の頃、パックランドというナムコのゲームがとっても好きでした。
スーパーマリオが出たときは
「パックランドみたいな面白いゲームがファミコンに出た」
と歓喜しましたし、
パックランド自体がファミコンでリリースされるという話を聞いたときは
「ファミコンでパックランドができる!」
と歓喜しました。
ファミコンは操作感もキャラクターもコレジャナイ感がすごく残念でしたが、
このPC8001mkSR版のパックランドの広告は釘付けになりました。

ちゃんとした大きいパックマンだ

たしかによく見ると絵もなんか変ですし、嫌な予感もします。
でも、アーケード版ぽい画面に感動したんです。ファミコンは製作段階から諦めてる感じでしたからね。

広告を毎日のように眺め、
どこから仕入れた情報なのかファンクションキーを操作に使うことを突き止め、
X1のファンクションキーを叩いてシミュレーションしたりしていました 笑

残念なことに店頭デモなどもなく、結局動いている様子すら見ることもできませんでした。

しかししかし!長い長い歳月を経てなんとニコニコ動画にアップして下すった方が居ました!
(これはyoutubeですが)

うう・・・なるほど ^^;
長年の夢が溶けた瞬間でした。

でも、まあ、当時見たら感動しただろうなあ。感動補正で・・・。

画面が滲んでたPC-6001

当時(80年位?)パソコンに興味を持ち始め、多分最もポピュラーな存在だったと思います。
多数出版されていたパソコン入門書の題材として上げられていることが多かったように記憶しています。

思えば非常に奇妙なパソコンだった。
まだまだパソコンには節約のためにグリーンディスプレイが採用されることがままあったけど、
このPC6001のディスプレイは文字が緑なのではなく、背景が緑でした。
そこに文字を打つと、か細い文字が入力されたのです。

そうそう!How Many Pages?って聞かれましたね・・・。意味不明でした・・・。
何故か背景が緑で、字がとっても大きかった覚えがありますね。その字も滲んでいた記憶が強いです。

PC-6001はひらがなを入力することができました。
PC-8001との差別化だったのか、PSGを搭載し音楽を奏でることもできました。

しかししかし・・・。多分当時の少年達はこれをほしいと思っていなかったと思います。
当時のチョーメジャーな単行本「こんにちはマイコン(著すがやみつる)」の題材がPC-6601だったから覚えてるだけで
少年にとっては魅力がよくわからないものでしたね。
漫画の中では例に漏れず「炎のコマ!」とかやってるんですが、
このパソコンでそんな操作が必要なゲームができるのか、と冷静に疑問でした 笑。
なんか字が大きいし、緑だし 笑、画面が綺麗じゃない、そんなふうに思っていました。

しかし今改めて見ると、
セパレートタイプのキーボードは最先端だし、
本体のデザインも綺麗にまとまっているように見えます。
これで、タッチタイピングしているイメージはまったく湧きませんが 笑
可愛いヤツ!という感じがしますよね。

実はかなりあとになって、社会人になった後だと思いますが、
中古ファミコンショップ(この言い方も古いか)のショーケースに
箱入りで3000円で売っているのを見かけました。
あ、いいな、と思ったけれども、よく考えればディスプレイもありませんし、
活用方法もまったく浮かびませんでした。

この後PC6001mk2が出て、伝統(?)の変な緑画面は終了し、
代わりに「言葉を喋る」音声合成という変態機能を搭載していたのでした。

展示が多かったPC-8001mk2。すみやパソコンアイランドの思い出。

ほしかったのはPC-8001でしたが、
当時(1980年代)大流行のPCショップではあまり展示はありませんでした。
で、代わりによく展示されていたのがこれ。


PC-8001mk2でした。
多分同じことができるんですが、
なんか「かっこわるい」と思ってました。なんか出っ張りが・・・笑
サイズも大きくなってしまって、コンパクト感がありませんでした。
好きなPCはPC-8001でしたが殆ど触ったことはなく、触ったことがあるのはこのmk2の方でした。

それでもやっぱりなんとなくX1より好きでした。
(高いX1を選んでくれた親よ、ごめん 笑)

当時の静岡では、すみやパソコンアイランド、というショップが有名でよく連れて行ってもらいました。
小学生ながらBasicの本など読み多少勉強していましたので、プログラムなど作ってみて遊んだりしていました。
(家でやれば、って話ですよ 笑)

急に思い出しました。
当時ファミコンも流行っていて、ハイパーオリンピック、と言うのがありました。
あれ、ボタンが2個あるから、ずーっと、交互に押すんだと思っていました。
でも、そうじゃなくて、あくまでも連打するのは一つのボタンで、もう一つはハードルとか息継ぎとか
そういう機能を持ったボタンでした。
私はなぜか、交互に押したほうが面白いんじゃないかと、作り始めました。
確か、テンキーの4と6を交互に押すと人に見立てたスペードマークが右に移動するというだけのものでした。
なんとか完成させ、スペードが左から右に行くと終了する、という「ソフト」ができました 笑
その時点で、人も並んでいたので断念。
次の子供が開口一番「なにこれ、つまんない」ひどいですよね 汗
ところが・・・
その様子を見ていたのか、バイクのメットを抱えたお兄さんが声をかけてきました。
「パソコン好き?」
「いつもプログラム作ってるの?」
等など・・・いまだと小学生に声をかけるなんて憚れるのですが(ホント嫌な時代になりましたね)
当時パソコンに詳しい知り合いなんて全然いなかったので、すごく嬉しかったのを覚えています。
いろいろ褒めてくれたような気がします。あのお兄さんは今はどうしているのでしょうかね・・・。

あと、もう一つ思い出した。こっちもちょっとほろ苦い。
当時すぐテープドライブ壊れるX1のソフト「フラッピー」を持ってすみやにいきました。
買ってもらったばかりなのに、肝心のX1が壊れて遊べなかったのです。
お店の人に頼んでインストール(というのかな?)させてもらい遊ばせてもらいました。
ところが、そんなゲームがはいっていると子供が並んでしまいます。
早く変われよ、そんな野次が飛び始めます。
おい、まってくれよ、このゲームは僕んのだし、お店のものじゃないんだよ。なんでやらせなきゃならないんだ。
たしかにパソコンは店のものだけど・・・。
「いいよ分かった。じゃあ変わってやる」
心のなかでそんなことを思ったか覚えていませんが、変わることにしました。
でもタダでは変わりません。
電源ボタンをブチン、と一度きり、もう一度電源を入れたのです。
こうすればフラッピーは綺麗サッパリ消えてしまうからです。
今思えば意地悪なことをしましたかね・・・。

欲しかった、美しかったPC-8001

X1を買ってもらったんだけど、実は他のほしいパソコンがあった。

それがこのPC-8001です。

こっちのほうが古いんですけど、レガシーならではの安心感がありました。
それと当時パソコンの書籍はPC-8001用が多かったんです。

そしてこの美しい形・・・。
これでCPUもベーシックも内蔵してるんですよ。
そういうふうに感じるのは、自分のところにあったのがX1だから何でしょうが・・。

今調べるとX1はハイスピードのテープレコーダーだったり、
PC側からドライブがフルコントロールだったり、むしろすごかったわけですが、

本と同じことがやりたかった w

つまり、

cload
ってやって、テープレコーダーを「がちゃ」ってやりたかったんです 笑

あと、音源がビープ音しかなかったんです。

それもまた魅力という 笑

ビープって
beep ・・・ ピッ!
beep 1 ・・・ ピーーーーー!
beep 0 ・・・ (無音・発音ストップ)
ってこれだけなんですが、
これを駆使して、ドレミを奏でる猛者が現れました。

う・・・うん確かにメロディーが聞こえる。。。!
というレベルではありましたが、X1の流麗なPSGよりも羨ましかった。

なんていうんでうすかね。ポンコツ感?表現難しいなあ。そういうのが楽しそうでした。

今じゃ考えられないですけど、ディスプレイがめちゃくちゃ高くて、
グリーンディスプレイ(緑しか発色できない)で我慢しているユーザーもたくさんいました。

そんな古いパソコンでもX1に完全に勝っている部分がありました。
それは同時キー入力ですね。
通常のベーシックのINKEY$(インキーダラー うわ、懐かしい響き 汗)では無理で
inpを使っていました。

PC-8001とX1では発売時期に開きがありましたが、
8色の発色(黒も含む)と640×200という解像度は同じでした。如何にPC-8001が完成されていたかがわかります。

あーそうそう。PC-8001は「STOP」キーだったんですよ。
(Basicのプログラムを停止させるときに押すキーです)

X1はこれがBreakになっていました。しかもshiftを押しながらじゃないとダメ。

STOPキーが良かったんですよねえ 笑

今なら買えますが・・・もう要らないです 汗汗

SHARP パソコンテレビX1の思い出

私の初のマイパソコン(マイコン?)はSHARPのX1(エックスワン)でした。
ワインレッドのバリバリの初期型でした。
親としては最新のものを買ってやったという満足感を得たでしょうが、
じつはコレジャナイ感が大きかったんですよね。
実はPC8001というNECのパソコンが欲しかったのですよ。

思えば、親の良かれが、子供のほしいもの、とのギャップがかなり大きかった時代です。
ちなみに団塊ジュニアです。

このX1ですが、テープドライブのベルトがとても弱く、それはそれはよくはずれました。
はっきり言って欠陥商品だったと思います。
そして修理に出すと何週間も帰ってこない・・・。ひどい時代でしたね。

一番良く使ったのはディスプレイでしょうか w テレビになりましたからね。
ところがこのディスプレイが突然壊れました。
ガガガーーーーとものすごい音を立て、見たこともないような砂嵐が表示されていました。
恐怖でコンセントを抜き廃棄しました。

本体部分はついつい近年まで置いてあったのですが、久しぶりに見るとキーボードのケーブルがボロッボロに朽ち果てていたため捨てました。

今思うと惜しかったかなあ、と思います。世の中の人はケーブルは修理して使ったりしているみたいですね。

残念ながら写真が一枚もありません・・・。捨てたのはいつだったかなあ?

画像検索で見つけたものを・・・

ひや?懐かしいです。

当時としては最新だったのですが、大人が遊ぶには良かったかもしれませんが、
パソコンというもので地味に遊びたかっただけだったので、多分PC8001のほうが良かったと思いますね。

X1は最新なのに、できないことが結構あったんです。
今思うとそれぐらい、と思いますが、結構細かいところまで研究してたつもりだったので、えー、という感じでした。

個人的に残念だった点をあげます。

すぐにBasicを使うことできない

当時は珍しいクリーンコンピュータで基本ソフトであったBasicもソフトでの提供でした。
今ではすっかりそれがデフォルトになりましたので、最先端だったことは確かです。
でも当時の時代背景でこれは使いづらさしかありませんでした。Basicの更新が頻繁にあったわけじゃないですしね。

キーの同時押しができない

やっぱりパソコンではゲームをやりたかった。
なので、同時押しができないのは致命的だったんですよ。
当時パソコンショップの展示PCでinpコマンドで同時入力を試して、いいなあ?、と思ったりしていました・・・。
(確か富士通のPCもたいてい同時入力NGでした。ツメが甘いですね!)

縦方向の解像度の変更ができない

今ではどんなパソコンでも普通にできる解像度変換ですが、
X1は横解像度の40文字x8ドット または 80文字x8ドット しか選べませんでした。
縦は8ドットx25行の固定でした。
X1にはconsoleというコマンドで表示域を制限することはできましたから、
同じような動作を表現することはできましたが解像度を変えられないというのがなんか劣って感じましたね。
PC8001では結構自由に解像度を変えることができました。だからちょっと大きめにキャラを表示できたんですね。
それだけといえばそれだけですが、やっぱり羨ましかったです。

キャラクタが違う

正確に言えばX1にはPCG定義という機能がありましたので、自由自在にキャラクタを作ることができました。
ですがデフォルトのキャラクターが微妙に違うんですよね。
特許でも取られていたのでしょうかね。おなじ絵(アスキーアートのようなもの)を書こうとすると・・・できない。

後日PC8001とキャラクタ定義を同じにするソフトが確かBasicマガジンに公開されてすぐに入力したような気がします。
とても嬉しかったですね^^

また気が向いたら続きを書いてみようと思います。